お盆休みを利用してネパールに行ってきました。
ネパールといえばヒマラヤとヒンドゥー教ぐらいの知識でしたが、そこはアジア最貧国。途上国の面白さというか醍醐味というか楽しみ方はいくらでも。
舞い上がる土埃に鳴り響くクラクション、交差点に信号はなく(あっても壊れている)右側通行という概念はあるが通れる隙間があればとりあえず突っ込む運転をする車が往来する。そこにバス・トラック・バイク・歩行者が加わり、一言で言えばカオスである。
エジプトでも見た光景。エジプトの場合これにスピードも加わるが、ネパールの道はデコボコだらけでスピードが出せないので幾分安全なのかも。でも、空港から安宿が集まるタメル地区までタクシーを利用しましたが、シートベルトは無かったです。
観光するには現地ガイドを雇うのが手っ取り早いので、今回の旅でもガイドを雇って車でカトマンズと郊外を観光しました。流石はバックパッカーの聖地というか、日本語ガイドが手配できました。まぁ怪しい日本語のガイドですが、英語が怪しい身としては母国語で案内してもらえるとやっぱり理解度が違います。
世界遺産を中心に3年前の地震の影響は、まだ残っていて以前の状態に戻るにはまだ長い時間を要しそうでした。また、ヒマラヤが眺望できる場所にも行ってみましたが、雨季ということもあり雲に阻まれ眺望は叶いませんでした。
宿のある外国人が滞在するエリアでは、商魂たくましい商人たちが英語・中国語・韓国語・日本語で声をかけてきます。そして大抵の場合、吹っかけてきます。まぁそこで値引き交渉を楽しむのも途上国での楽しみでもあるのですが、あまり土産物に興味が無いので大抵はスルーします。エジプトみたいに腕を掴んできたりしないので、お行儀が良くて好感が持てます。
食事も外国人が多いということもあり、選択肢は色々あり場所によっては衛生的にアレですが、基本的に安くて美味しいです。
そんなに遠くないのに、直行便がなくて日本から行く場合はどこかで乗り継ぎが必要で意外に遠いネパール。今回も往路はタイ経由、復路はインド経由で15時間くらいかかります。でも、来年ぐらいに直行便が飛ぶようでネパールが近くなります。
そうしたらまた行ってみたいと思います。 |