■新年明けましておめでとうございます■
この時期、様々な場所で華やかな正月飾りを多く見ます。最近お店で見る正月飾りはとてもおしゃれで可愛らしいものが多くて、選ぶのも迷ってしまうほどです。
そこで、今まで深く考えず見てきた正月飾りについて調べてみました。
そもそも正月飾りはお正月になって一年間家を守ってくれる年神様をお迎えするためのものだそうで、それぞれに意味やしきたりがあるそうです。
●門松…年神様を迎え入れるための依り代で、神様が降りてくる目印になるもの。使われている松・竹・梅はそれぞれ、「松」一年中緑色で神様が宿る木、「竹」成長が早く、生命力を象徴している、「梅」新春に紅白の花を咲かせ、一年の始まりを意味している、と言われている。
●注連縄…神様の占める場所の境界線を示し、玄関に置けば家の中には不浄なものが入らないとされている。
●鏡餅…年神様のお供えとして神棚や床の間に飾るもの。2つの丸で太陽と月を表し、2つ重ねることで円満に年を重ねるという意味もある。
●熊手…主に商売繁盛を祈って飾られ、「財をかき集める」という意味が込められている。
また、外す時期にも決まりがあり、基本的には年神様がいらっしゃる1月7日の松の内まで、鏡餅については1月11日の鏡開きの日に調理して頂くそうです。
…と抜粋しましたが、さらに細かく調べると面白い記述が多く、正月飾りも種類がたくさんあり、また地域によっても違いが出るようです。
まさかここまで奥が深いなんて驚きました…紅白の色が多く使われているのも、白は「始まり」、赤は「喜び」を意味しているからだそうです。今まで気にせずお正月を過ごしてきましたが、意味を知ると見る目がガラリと変わってきますね。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます! |