先日新聞を見ていたら、日本の伝統、ふろしきについて書かれた記事に目が止まりました。
ふろしきは昔、入浴時に着物を包み、湯上りに足を拭き、その上で服を着たりしたそうで、そこから「風呂敷」と呼ばれるようになったそうです。入浴時に衣服を包んだのは他人と服を間違えない為だそうです。それを読んだ私は「お風呂に行って、人と服を間違えるなんてことあるの?」と思ったのですが、江戸時代までは家にお風呂がある人はごくごく一部の裕福な階級に属する人だけで、大部分の人は銭湯通いだったそうです。
自分でも色々調べてみたら、包み方を用途によって様々な形に使い分けることが出来て、茶筒や巻物、一升瓶を包む方法、花鉢や花束を包む方法、バッグとして使えるように包む(結ぶ)方法、スイカを包む方法なんていうものもありました。ネットでも、沢山の種類の柄や大きさの風呂敷が販売されていて、とっても可愛い柄のものもたくさんみつけました。今はなかなか普段風呂敷を持ち歩いている人は見かけませんが、たまに街で着物を着た人が持っているのを見かけると「お洒落な人だな~」と思ってしまいます。
こうして調べてみると知らないことが沢山あり、とても勉強になりました。日本の伝統や文化は素晴らしいなぁと思い、同時に日本人として大事にしたい伝統だと思いました。 |