自然環境に優しい工場を日々目指す縫製工場ソーアップではモノづくりの際にどうしても出る材料の端材やデッドストック資材を利用した製品づくりも行っています。
今回は当社と同様の取り組みを行っている他社の製品を手にする機会がありましたので紹介します。
私の友人がウェットスーツ工場でパターンナーをしています。(パターンナー:簡単に言えば裁断形状を描く人)
その工場ではヒト型に切り抜いた後に残るウェットスーツ地が常時大量に発生します。もちろんなるべく端材が出ないように工夫してパターンを起こすのですが、極力縫い目を減らしたいウェットスーツでは限界があります。
そこでその工場ではウェットスーツ地の端材を利用してちょっとした小物を製作しています。小物製作の場合は端材を使うことが目的なので、裁断形状を細かく分け、縫い合わせることでギリギリまで端材を使えるのと同時に切り替えしによる意匠性の向上にも寄与しています。
友人から貰ったサーフボード用のフィンケースは、本来の用途とは異なりますがモバイルバッテリーや充電コード、プラグ類などをまとめて仕舞うことができ、クッション性のある素材と相まってとても使い心地が良く、私のバッグに常駐しています。 |