防災公園 2023.05.10

皆様は「防災公園」という災害時に防災拠点となるような様々な機能を備えている公園をご存知でしょうか。 「防災公園」とは避難しなければならない規模の災害が発生した際に避難拠点として使用出来るように整備された公園の事です。 最近新たに作られる公園には遊具を始めとする遊び場に加え、防災拠点に早変わり出来るように整備されている公園が増えております。 どのような設備があるのかを簡単にご紹介しますと、1つ目は「釜戸ベンチ」で通常時は座るベンチとして使用、災害時は座面を取り外して火を起こせる釜戸に早変わりします。 2つ目は「防災パーゴラ」で通常時は休憩場所として使用、災害時はベンチに収納されているタープを張れば仮設テントに早変わりします。 3つ目は「マンホールトイレ」で通常は普通のマンホールですが、災害時には下水管直結のトイレに早変わりします。 他にも災害時には飲料水が無償提供される自動販売機の設置やグラウンドがヘリコプターの臨時離着陸場に変わるなど色々と工夫されており、各市町村の防災への意識が高まっていると感じます。 縫製系がメインとなりますが弊社も車中泊向け製品や屋外での着替え時に活躍するタープ系製品、エマージェンシーキットなど防災時に役立つ製品を開発しておりますので、これからも防災時に皆様のお役に立てるような製品の開発に挑み続けたいと思います。 Text/Okino