最近、ロボットスーツなどと呼ばれる製品を色々なところで目にする機会が増えました。 人体に何かしらの動力機器を装着し、脚や腕などの運動機能をサポートするという製品ですが、近年は様々なテクノロジーの進化により、小型で高性能、かつ低コストな製品が増え、より身近な存在となってきています。又、様々な社会情勢も重なり、今後大きく伸びていく分野だと思われます。 そんな中、実は縫製業である弊社にも、この分野の製品開発に関するお問い合わせを頂く機会が増えております。 一見、メカトロニクスの塊であるロボットと縫製に何の関係があるのか？と思われそうですが、多くのタイプの製品においてスーツという言葉通り人体へのフッティングは重要で、そこで縫製部品が大きな役割を担うことになります。 人体にしっかりフィットさせつつ自在に動かせるようにするため難しい課題も多く、そのような製品開発は正に設計技術の真価が問われるものとなりますが、今まで弊社が関わってきた様々な分野の設計経験を活かし、お客様のリクエストに積極的にお答えしていきたいと考えております。