フロントガラスの凍結・積雪対策 2020.12.23

あと1週間程で今年も終わりですね。 これから更に寒さも増し、凍結や降雪の心配が出てくる時期に入りますが、皆様はお車の冬対策は大丈夫でしょうか? タイヤチェーンやスタッドレスタイヤでのスリップ対策は行っていると思いますが、意外にも冬の車被害で多いのが“フロントガラスの割れ”です。家の屋根からの落雪やフロントガラスに積もった雪を退けようとシャベルなどを使用して当たって割れてしまうなど色々と原因がありますが、最も多いのが温度差での割れです。 これはガラスに積もった雪や凍結を溶かそうと熱湯を掛ける行為や、デフロスターを使って内側から温風を当てることなどで起こる現象です。実は車のガラスは飛び石などで受けた見えにくいキズが無数にあり、そのキズが急な温度差の発生により伸びて割れに繋がってしまうのです。500円玉サイズ以上の割れは絶対にガラス交換となり、予想外の出費となりますので、出来るだけ回避したいですよね。 そこで、駐車時にフロントガラスを守るのが「フロントガラスカバー」です。 これはフロントガラスを専用シートで外側から覆う仕様になっており、雪が降ってもシート上に積もるので除雪がしやすく、凍結も防止されます。また、商品によってはフロントベンチガラス(車上荒らしに最も狙われやすい部位)まで覆えてちょっとした防犯対策になり、夏はサンシェードとしても活用出来ます。 カーメーカー純正品や社外品でも売られておりますので、仕様や予算に合ったものをお選びいただき、凍結や積雪に備えましょう!