摂取すると身体に良い果物 2020.05.27

先日、痛〇を患い足や関節が腫れて会社を長期間休ませて頂き多大なご迷惑を掛けてしまいました。 通院し薬は飲んでおりましたが立ち上がれず、歩けずで人生で無駄な寝たきりの時間を過ごしました。健康のありがたさが身に染みて解りました。 病気だと食欲が出ないので、身体に良い果物を纏めて見ました。私の場合はキウイを沢山取ると良い感じでした。 皆様も健康管理にはくれぐれもお気を付けくださいませ。 果物の栄養素 果物は各種のビタミンを初め、ミネラルや食物繊維の重要な摂取源です。健康維持や疾病予防に効果のある機能性成分も豊富に含まれております。 で、果物に含まれる主な栄養素とその効果です。 (ビタミンC)  柿、キウイ、イチゴ、パインアップル、栗、かんきつ類 抗酸化作用があり、鉄の吸収促進、白内障の予防、がん予防、抗ストレス等の効果があります。水溶性で加熱に弱く、調理によって失われやすいので、生のまま食べられるくだもので摂ると効果的です。 (ビタミンB群) 栗、バナナ、キウイ、パインアップル、かんきつ類 エネルギーの供給や物質代謝に関与しており、失われると疲れやすくなります。くだものに含まれているビタミンB6、イノシトールは、脂肪やアミノ酸の代謝に関与し、脂肪肝の予防等の効果があります。また、葉酸は成長・妊娠に必要な成分であり、最近は認知症予防効果の関与が認められています。 (ビタミンE) キウイ、桃、すもも、さくらんぼ、バナナ、イチゴ、西洋なし、かんきつ類 過酸化物質の生成を抑制するという抗酸化作用と、抗酸化作用を介して生体膜を安定化させる作用があり、老化防止やがん、高血圧、動脈硬化、心臓病、白内障等生活習慣病等の予防効果があります。 (カリウム) 栗、バナナ、メロン、キウイ、さくらんぼ、かんきつ類 高血圧や脳卒中等の脳血管疾患と深い関係がある食塩(ナトリウム)の排泄を促す効果があります。カリウムは調理によって溶出して失われやすく、例えば野菜を煮た場合の損出は約30%となるため、生でそのまま食べられるくだものは、カリウムを摂取するのに最適な食品です。 (食物繊維) 栗、キウイ、西洋なし、柿、すもも、びわ、りんご、パインアップル、いちご、かんきつ類 便秘の予防のほか、糖質、脂質の吸収を遅くしたり、発がん性物質等の対外への排泄、善玉菌と呼ばれるビフィズス菌等の大腸菌での増加促進、悪玉コレステロールの上昇を抑える働き等により生活習慣病を予防する効果があります。くだものには、ペクチン等の水溶性食物繊維やセルロース等の不溶性食物繊維が多く含まれており、また、干し柿等のドライフルーツには、単位重量当たり食物繊維の量が多く含まれています。 (有機酸) 檸檬、うめ、あんず、キウイ、すもも、かんきつ類 くだものを食べたときに感じる酸味は、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸等の有機酸で、爽快で清涼感を与えてくれます。クエン酸やリンゴ酸は、糖質がエネルギーに順調に転換していくためにビタミンB群とともに不可欠な成分であり、疲労回復に効果があります。有機酸は鉄の吸収を高めるので、貧血の防止効果があります。 (ポリフェノ-ル) 果物全般 くだものの色素や苦み、渋みの成分で、フラボノイド類、カテキン類等が代表的なものです。活性酸素を除去し、生活習慣病等を予防する効果があります。フラボノイド類(アントシアニン類、フラボン類、ヘスペリジン等)は、かんきつ類(特に果肉を包んでいるじょうのう膜)に多く含まれ、抗酸化作用やビタミンCの機能を高めて毛細血管を丈夫にし、出血を防いだりする効果もあります。カテキン類は多くのくだものに含まれており、殺菌作用による口臭の予防、血圧を降下させる作用や抗酸化作用による動脈硬化予防やがん予防等の効果があります。