お盆になったら 2020.08.05

突然ですが、伊坂幸太郎さんの小説が好きです。 数々の作品が有る中で、まだほんの一部しか読破出来ていませんが殺し屋シリーズの“グラスホッパー”と“マリアビートル”は大好きな作品です。 ずっと文庫化を待ち望んでいたシリーズ3作目の“AX”を先日やっと読み終えました。 前2作とは違う趣向ですが、微笑ましい家族愛かと思っていたら(ネタバレになりますが…)後半まさかの展開があり、読んだ後は涙せずにはいられません! 登場人物が父親の遺品を片付けているときに『また会いたいな』と不意に涙が出てしまう場面があるのですが、読んでいる私もほろっときてしまい、自分の父親を思い出しました。 小説とはだいぶ違って、最近では実家の仏壇に手を合わせることもしなくなり、お墓参りも随分とご無沙汰になっていて、前回行ったのはお正月?春のお彼岸はどうしたっけ…?? 車で30分もかからないところにあるので、いつでも行けるという気の緩みがいけませんね。きっと今頃はクモの巣が張り、花立に苔が生えていることでしょう…。 お盆になったら母と子供達を連れてお墓参りに行き、掃除をして来ようと思います。