詰将棋 2022.06.08

最近、通勤時間に詰将棋を解くのが日課になっています。 詰将棋とは駒が配置された局面から王手の連続で相手の王将を詰ますパズルのことで、元々将棋の終盤力を鍛える練習問題として創作されていたらしいです。 私も子供が将棋に興味を持ったのがきっかけで、相手になれるようにトレーニングとして詰将棋を始めるようになったのですが、今ではどちらかというと詰将棋自体の魅力で続けている気がします。 詰将棋が他のゲームやパズルと違うところは、攻め(自分)の最善手を考えるだけでなく、相手玉の逃げ方も考える必要があるところです。「解けた」と思っても、相手玉の逃げ筋の読み抜けがあると不正解です。一見、大悪手と思えるような、大事な駒を初手からバッサリ切っていくような手が、唯一の詰み筋だったりするのが判ったときも面白く感じます。 自分の大事な駒は捨てない方が良い、という先入観が正解を見えにくくしていることに気付きます。 相手の立場に立って考えることや先入観を捨てて物事を考える事で、発見があったり上手くいくということは、日常でもよくある事で、そういった考え方の縮図が詰将棋にはある気がします。