3Dの活用 2024.07.31

弊社は縫製業をメインとしておりますが、ユーティリティフックなどの樹脂成型品や一部に樹脂パーツを併用した製品も多く開発しており、時折、3Dプリンターを併用して試作を行うこともあります。 この3Dプリンター、一昔前では素材や製法の制約が多く、弊社でも形状確認など限定的な場面で使用するに留まっていましたが、近年の3Dプリント技術の発展に伴って強度検証など幅広い用途で使用できるようになり、弊社でも開発段階で活用できる場面が広がってきました。 又、3Dデータ作成に必要な3DCADについても弊社では用途によって複数を使い分けておりますが、最近ではどれもバージョンアップによってより創造的に活用できるようになってきており、頭に思い描いた発想を即カタチにできる環境が整ってきています。 今後は縫製技術のみならずそのような流れを開発に取り入れ、デザイン力・技術力の幅を広げていきたいと考えております。 Text/Ichimura