小田原市のコロナ対策 2021.06.23
毎日毎日、どんどん進化するコロナウィルス感染の話題ばかりで本当に疲れますね。 終わりはワクチンが世界中の人々に生き渡った時でしょうか? そんな中、私の住んでる小田原市は4/27に地元企業のFフイルム株式会社と包括連携協定を締結しました。今後、互いの資産を有効活用し、健康・福祉の増進や医療環境の充実をはじめ、市民生活の質の向上を目指すというものです。 同社は1934年に南足柄市に、38年に小田原市に工場を設立し、これが縁の始まりです。現在は内視鏡や血液検査システムなど医療IT分野で世界シェアを誇るなど、ヘルスケア事業に主軸を置いており、最先端の医療ソリューションで、小田原市民の健康維持に役立つ企業として貢献して頂いております。 そして、同社ではフイルムに使っていた独自の抗菌技術「ハイドロエージープラス」を活用し、アルコールクロスとスプレーを開発。インフルエンザ対策として2016年度に松田町の松田中学校で使用を開始したことをきっかけに、17年度に酒匂中学校で、18年度からは市内のすべての中学校で使用されている。昨年、新型コロナウイルスの不活化による感染抑制効果が確認された事で、今年度は市内の小学校、高校でも広く使われております。 その他、小田原のバス会社各社においては新型コロナウイルス対策を徹底。運転手は営業所に戻ったあと、手袋をはめて再びバスに乗り込み乗っていた乗客が触っていたとみられる部分を拭く事を徹底してます。いつもは水拭きで行うところを、ウイルス対策でアルコール消毒を加えている。車内には、乗客も使える消毒液などが設置されている。ある大学の教授によれば、新型コロナウイルスはアルコール消毒によって感染力を失うので、この拭き掃除は有効な対策だといえる。 学校では、職員がテーブル・椅子、教室のドアなどを拭いて回っている。アルコール消毒液がない場合は、水500mlに対して2mlの塩素系漂白剤を入れてつくることができる。これは、ノロウイルス対策にもなる。そして各家庭においては、照明のスイッチや蛇口など、よく触ってしまう物にはウイルス付着の可能性を除菌する事を促しております。 これが全てでは無いですが、このように市民一丸となって小さな努力を継続しております。 1日も早い1年半前の、元の生活に戻れるように頑張りましょー。