針と糸は欠かせない! 2026.10.14

先日、大学病院で以前から予定していた手術を受けました。 お盆休みに合わせて入院し、手術当日も体調万全、落ち着いた気持ちで臨んでいた……はずでした。 ところが、手術室のエリアに足を踏み入れた瞬間、ずらりと並ぶ重厚な扉と無機質な雰囲気に一気に圧倒され、「怖いかも……」と少し緊張してしまいました。 手術室では、先生や看護師さんがテキパキと準備を進め、あっという間にいろいろな機器につながれていきます。 「眠っていきますよ~」という声を聞いたところまでは覚えていますが、気づいた時にはすべてが終わっていました。 術後の経過はとても良く、予定より早く退院することができました。 自宅に戻り、恐る恐る傷口を見てみると、縫い目が想像とは違ってきれい。 「傷跡の美しさにこだわる、さすが形成外科のプロの仕事だな」と、感謝、感激でした。 入院中、眠れない夜にスマートフォンで薬や医療機器、麻酔の仕組みなどを調べていました。 普段なら気に留めないことでも、時間があるとついつい深掘りしてしまうものです。 手術糸と針について調べていると、ふと会社のことが頭をよぎり、「そういえば、うちの会社も針と糸を使っているよねぇ~」と。 布を縫うのも、身体を縫うのも、魚を釣るのも「針と糸」。 場所も目的もまったく違いますが、それぞれの世界で大切な役割を果たしているのですね。 まさか自分の手術をきっかけに、会社の仕事と医療の世界が「針と糸」でつながるとは思いもしませんでした。 布を縫い、命をつなぎ、そして魚と人をつなぐ。 普段何気なく目にしている「針と糸」も、実はいろいろなものをつなぐ、大切な役割を担っているのだと改めて感じました。 Text/K.Sano